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2003年12月23日

追い詰められて

もろもろ

社会人になってからも学校の夢(テストとか、提出期限の迫った課題とか)を見てうなされる……などという話をよく耳にしますが、私の場合、そういうことは滅多にありません。記憶にあるかぎりでは、1度だけ。

代わりに、現実世界でスケジュールが押してるときによく見るのが、「フルートのレッスンに間に合わない! 課題曲の練習できてない!」という夢。フルートのレッスンなんて、大学受験の直前に辞めてしまってるのに。

それも夢の中の私は、いつもその時点での「現在の私」で、毎回目が覚めてからもしばらくは、夢と現実がごっちゃになってます。

勤め人時代だと、「せっかく会社の近所で教室を開いている先生を見つけて弟子入りしたのに、残業山積みでレッスンに行けない!」とか。で、目が覚めてからも、「あれれ、教室の場所まで忘れてしまってる、どうしよう、私もう、駄目かも……」と本気で青くなったりしてました。

フリーになってからだと、「仕事に追われて全然練習してない! これを納品し終わる頃はもう深夜だから練習できない! どっちみちもう眠さが限界!」とか。で、夢の中で「と、とりあえず朝5時に目覚ましをかけて、音出ししても迷惑じゃない午前9時頃になるまで、譜面を読むだけでもやろう」などと決意するのですが、そこでハッと目が覚めます。そして時計を見ると朝の6時だったりして、「ぎゃーっ! 譜面読むだけでも早起きしてやろうと思ったのにーっ!」と、マジで血の気が引いたりします。

自分はもうフルートのレッスンに行かなくていいのだ――と現実世界に戻ってくるまでに、半分覚醒した状態で、1時間近くかかったことすらあります。そのあいだずーっと、布団の中で「教室の場所さえ思い出せないなんて、自分はどこかおかしくなってしまっているのではないか」と真剣に悩んでました。教室の場所を思い出そうとしていること自体がヘンなんだってば!

こういうとき一番むなしいのは、自分が夢と現実を混同しているという事実ではなくて。小学校高学年から高校3年生までずーっと習っていたフルートが、実は自分にとって、そんなにもそんなにもプレッシャーでトラウマになるようなものだったのか、と実感してしまうことです。吹くのは好きだったんだけどねー。

Posted at 2003年12月23日 23:50



All texts written by NARANO, Naomi. HOME