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2004年10月 2日

『ガーフィールド』

映画・テレビ

2004年のアメリカ映画。監督ピーター・ヒューイット。主演ビル・マーレイ(声のみ)、共演ブレッキン・メイヤー、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット。(公式サイト

1978年から新聞連載され、過去にアニメにもなっている人気ネコ漫画『Garfield』、初めての実写(?)映画化。

最寄の映画館では吹き替え版しかやってないので、新宿まで行ってきました。東京では9つの劇場で上映されてるんだけど、字幕版を観ることができるのは、たったの3館なのだ。これっていったい、どういうわけだ? お子様向けの映画って、いつもこんなかんじだったっけ?

しかし実際に映画を観て、ちょっと納得しました。ものすごーく、主役ガーフィールド(声:ビル・マーレイ)の「しゃべくり」に依存した作品なのだ。皮肉っぽいガーフィールドのキャラがよく出た可笑しい言い回しや弾丸トークに、字幕が全然、追いついてない。おまけに、ただでさえ「○秒あたり×文字」という字数制限がきついのが字幕翻訳なのに、主役の名前「ガーフィールド」だけで7文字も消費しちゃうんだから、翻訳者泣かせだよね。苦肉の策なのか、途中からガーフィールドは「ガー君」になっちゃってましたが。これはたしかに、英語を聞き取る気がなければ、割り切って吹き替え版を観たほうがいいかもしれないなあ。というか、吹き替え版でどういう訳をつけてそれをどう表現しているのか、俄然興味が湧いてきましたよ。

ガーフィールドのみオールCGで、ほかの登場人物や登場動物は、基本的に実写。犬のオーディのダンスとか、ご近所猫のおしゃべりとか、どうしてるのかなー。『ベイブ』みたいなアニマトロクス?

「ガー君」のCGは、なかなか芸が細かくて質感もちゃんとあって素敵でした。本物の猫なら絶対にやるはずないような行動を、いかにも猫っぽい動きでやってくれます。

映画そのものの出来は、それなり。話が動き始めるまでの、導入部分が、ちょっとガチャガチャした印象で、しんどかった。それと、ガーフィールドが「健気ないい猫」過ぎるのが、ちょっと。吹き替えでガーフィールド役をやった藤井隆が、公式サイトに掲載されてるインタビューで、しきりに「ガーフィールドは本当は可愛いよい子」説を強調していますが、ワタシ的には、やっぱりガーフィールドは皮肉屋でブラックでワガママで、でもどっか単純でお馬鹿なところがいいんだよー。

まあ、とにかく、子供の頃から大好きだったガーフィールドがリアルに動き回っているのを見ただけで充分楽しかったので、よしとします。

Posted at 2004年10月 2日 18:49



All texts written by NARANO, Naomi. HOME