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2004年11月 2日

どこかで誰かが高笑い

書籍・雑誌 | もろもろ

本屋さんで、『Olive特別編集 大好きな雑貨に囲まれて 雑貨少女の楽しい毎日』(Magazine House mook)【Amazon.co.jp】なるものが目に入って、足を止めた。『あれ? Oliveって、もうとっくに廃刊になった雑誌じゃなかったの?」と思ったのだ。

で、手に取ってパラパラめくってみた。おや、本来の『Olive』はティーン向け雑誌でしたが、この本は、「あの頃ティーンだった主婦」向けなんですね? だって、キッチン用品やリビングルームのインテリア関連のページが、たくさん。添えられているのは幼児の写真だし。

思えばあの頃、いわゆる「オリーブ少女」たちは、いくら可愛い、趣味のよい雑貨やインテリアが好きでも、そういったものを置ける場所は、自分の部屋しかなかったわけです。一歩、自分の部屋の外へ出ると、そこはもう、親の趣味で固められた世界。なるほど、あの頃の女の子たちが、大人になって、自分の家庭を持って、主婦として実権を握って、「今なら家中全部、私の趣味で固められるんだわ!」ってかんじですか。

「子供の頃に満たされなかった欲望を満たしたい大人」向けという意味では、大阪・日本橋に「ガンダム・ビル」ができたりしているのと、あんまり変わらないような。いや、雑貨は実用性があるから、まだいいのか。

なんかこう最近、いろんなところから「おーっほほほほほっ! さあ、今こそ! 子供の頃の夢を!」と煽られているような気がするんだよなあ。

Posted at 2004年11月 2日 08:46



All texts written by NARANO, Naomi. HOME