« 2004年12月 | 最近 | 2005年2月 »

2005年1月 1日

謹賀新年

近況

trees.jpg


図書館から借りてきた金庸の『射雕英雄伝 〈1〉砂漠の覇者ジンギスカーン』(徳間書店, 1997年)を読んでいるうちに、日付が変わって新年が始まってしまいました。最初の1冊がこれって言うあたりで、もう今年の方向性も決まったようなものかもしれん。

それにしても中国の武侠小説の翻訳って初めて読んだけど、おもしろーい。香港映画の武侠モノのあの世界って、ほんとに活字でも展開されてたんだなあ。なんちゅうか、「馬鹿馬鹿しい」と「真剣に盛り上がってる」のすれすれボーダーラインを突き進むかんじが、非常に爽快。年末年始休みが終わったら、2巻以降も借りて来よう。

とりあえず、第1巻は読了したので、明日から放映が始まるテレビドラマ版の予習も万全さ!

それはともかく、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。このページを見ている人からの年賀状に「ビールばっかり飲んでますね」みたいなことを書かれてちょっぴりヘコんでいますが、そんな飲んでないと思うんだけどなー(笑)。別に毎日飲んでるわけじゃないし、味の違いを面白がってるだけなので、大概、1回につき、1本を2人で分け合うかんじだし……とか言い訳してみたり。

写真は先ほど散歩途中に撮った「雪の植木屋さん」。特に意味はありません。

Posted at 18:09 | 個別リンク用URL | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年1月 2日

『ベルヴィル・ランデブー』

映画・テレビ

2002年発表のフランス製長編アニメ。原題:Les Triplettes de Belleville(ベルヴィルの三つ子)。邦題のもとになったBelleville Rendez-vous(主題歌の歌詞から取ってる)は英語圏での公開時タイトルらしい。監督・脚本・絵コンテ・グラフィックデザイン:シルヴァン・ショメ。(日本語公式サイト

今年最初の、映画館で観た映画。年末にお店でサントラCDを試聴して、あまりのかっこよさにそのまま買って帰ってしまったのですが、やはり映画本編も観たいよなあ、と思って行って来ました。

結論。ぎゃー、これ、大好き! ただ、とてもアクが強いので、人を選ぶね。手放しで誰にでもお勧めとは言えないなあ。(特に、ぴょんこぴょんこ跳ねる両生類が嫌いな某Dさんは絶対観ちゃ駄目です。)

戦後まもないフランス。両親を亡くした孫息子と二人暮しのおばあちゃんは、心を閉ざして何も言わない孫の気を引き立てようとあれこれ試みるなかで、彼が自転車に興味を持っていることに気付いて三輪車を買い与え、とうとうツール・ド・フランスに出場するほどの自転車ロードレース選手に育て上げる。けれどもレース中、孫はマフィアによって誘拐されて海の向こうへと連れ去られ、おばあちゃんは愛犬ブルーノと共に足漕ぎボートで巨大都市ベルヴィルまで追いかけて行くのであった……。

悪趣味スレスレというより、はっきり悪趣味なレベルまで戯画化されたキャラクター造形。時折挟まれる、どぎまぎするほどのブラックなギャグ。終始無表情、あるいはどこか物憂い顔しか見せない登場人物(および犬)たち。なのに全編を通じて妙な懐の深さとか、ノスタルジックさとか、じめじめ感の皆無なカラリと乾いた人情とかも感じられて、すごく複雑な後味。ストーリーはこんなに単純なのに。この複雑さは、なんとなくフランスっぽいなあと感じました。見慣れた日本やアメリカのアニメには、絶対にない種類の複雑さ。

そして何より、音楽がいいの! 最初に惚れ込んだサウンド・トラックの音楽が、映像とぴったり! ジャンゴ・ラインハルトやフレッド・アステアのデフォルメされたキャラが出てきたりというお遊びも楽しい。とあるシーンで、いきなり明らかにフランス国歌を意識したメロディラインが出たとこなんか、思わず座席からずり落ちそうになった。やってくれるなあ。

活躍するのが、みーんな「おばあちゃん」っていうのもオカシイ。特に主人公。ロードレーサーの孫がふらふらになりながら上っていく急な坂を、うしろからトレーナーとして「ピッピッ」と笛吹きながら三輪車で楽々とついていくおばあちゃん。孫を救い出すために、20分1フランで貸し出されていた遊覧用の足漕ぎボートで決然と大海原を渡っていくおばあちゃん(ちなみにこのときのBGMは迫力満点のモーツァルト)。すごすぎです。

そして一文無しでたどり着いたベルヴィルで、そのおばあちゃんと犬のブルーノを助けてくれるのが、(原題の)タイトル・ロールである、ベルヴィルの三つ子の老婆たち。彼らもとってもエキセントリックでタフでパワフルで。若い頃からトリオのヴォーカルグループとして舞台に出ているという設定で、主題歌(これ、ほんとにいい!)を作中でも披露してくれます。あと、映画を観る前に聴いたサントラCDの中に1つ、すっごい妙な曲があって(このCDにはジャケットに記載のないハチャメチャな「隠しトラック」があるんですが、それではなくて)、なんだろうって思っていたんだけど、こういう設定か!

画面の動きだけでストーリーを分からせて、ほとんどセリフがなくて、数少ないセリフがああいうふうに生きてくるのも、「やられた……」ってかんじ。やー、とにかく、惚れました。

そうそう、エンドクレジットのあとでもう1シーンあるので、もしこれから観る人がいらっしゃったら、くれぐれも最後まで席を立たないようにご注意を。

Posted at 23:32 | 個別リンク用URL | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年1月 6日

Blonde du Mont Blanc

ビールラベル

montblanc.jpg

フランスのビール。日本の輸入元がつけたラベルの製品名は「モンブラン ブロンド」となっています。「アルプス連峰モンブランの標高2,074mに位置するEnchapleuze源泉の雪解水」を使っているそうな。

つーか、日本語ラベルについている「フランスビールの『最高峰』(標高4,807m)」っていう、くだらないコピー文は、なんだよ(笑)。

ビールに使われている水は2,074mだけど、モンブラン自体の山頂まで上がると4,807mなのね。

Posted at 22:37 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月 7日

Anchor Christmas Ale (2004)

ビールラベル

anchorxmas2004.jpg

お気に入りのアンカー社(米国)が毎年出す、秘密レシピのクリスマス・エール2004年バージョン。2003年のは(写真が見づらいけど)これ

先日、入手し損ねて残念と書いたのですが、実はクリスマスが終わってしまってから発見しました。ラベルには「MERRY CHRISTMAS & HAPPY NEW YEAR」ってあるから、別に2005年の年明けを祝って飲んでもいいよね、いいよね。

Posted at 11:15 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

Timmermans Kriek

ビールラベル

timmermanskriek.jpg

ティママン(ベルギー)のチェリー味ランビックビール。私は、チェリーを漬け込んで造ったベルギービールとしては比較的日本でも有名なベルビュー・クリークあたりよりも、こっちのほうが「いかにも」なチェリーの風味が強いように感じました。最初の一口で、思わず「これ、あとからフレーバー付け足したりしてないんだよね?」とラベルの原材料表記を確認しちゃいました。ビールであることを忘れそうで危険(笑)。

Posted at 11:16 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月 8日

移転しました

サイト管理

Movable Typeのバージョンを2.661から3.121-jaに上げる際に、あれこれ悩んだすえに、結局、当ウェブログ「虫のいい日々」の置き場所を変えることにしました。お手数をおかけしますが、ブックマーク等の変更をお願いします。〔1/10追記:正確には、上書きで元のMovable Typeのバージョンを上げたわけではなく、ディレクトリを変えて新たにインストールした、ですね。〕

バージョン3.xから正式に日本語版が出たので、有志の方が配布してくださるパッチを当てたりしなくてよくなりました。正式版のデフォルトの文字コードはUTF-8だったのですが、去年、ブラウザによってはUTF-8なページはつらいという意見をいただいたので、今回はShift_JISにしてみました(今まではEUC-JP)。

特定の記事に言及してくれてるよそのサイトからのリンク切れを防ぐため、トップからつないではいないけど、前の日記の個別記事ファイルもしばらくは従来のURLに残しておきます。ただし、ほとんどの記事をこっちにもインポートしてありますので、新規のコメント等は、こちらの新しいブログにお願いします。

一部の記事については、こちらに持ってくる際に読み返してみて、なんだか感情的に書きすぎたかも……と思えてきたので、せっかくコメントやトラックバックをくださった方々には申し訳ないのですが、ひとまず非公開の設定にさせていただきました(旧URLには残ってます)。今後復活させるかどうかは、迷い中。

そして、一見、この新日記はこれまでのデザインをほぼそのまま使っているだけのように思えますが、実はMovable Typeの旧バージョンと新バージョンでは、デフォルトで生成される各ページのテンプレートのHTMLやCSSがかなり違っていたのを、こつこつと下位バージョンで使っていた馴染みのレイアウトに近い雰囲気に戻すという、ものすごく無駄な手間をかけています。 別に、このデザインがものすごーく気に入っているわけでもないんですけれども、なんとなく。表示のおかしなところなど、ありましたら教えてください。

Posted at 00:28 | 個別リンク用URL | コメント (4) | トラックバック (0)

秋川ゆか・伊田淑乃『アジアいいもの図鑑』

読了本 | 書籍・雑誌

トラベルジャーナル, 2000年4月刊。【Amazon.co.jp】

中国・台湾・香港・韓国・タイ・ベトナム・インドネシア・インド・ミャンマー・バングラデシュ・モンゴル・トルコ・チベット・ネパール・イラン、とアジア全域からピックアップした、著者(文章担当の秋川ゆか)が好きな雑貨、食べ物、インテリアなどなどを雑多に紹介した本。

1つ1つの項目に割かれたスペースはわずかだけど、ほんとに心の底から好きなんだなーというのが伝わってきて、楽しい。どれも、単なる取材文というより、自分が欲しくて捜し求めて、自分で日常的に使っているものについての文章なので、すごく実感がこもっています。それぞれのアイテムを著者が手に取っている情景がありありと浮かんでくるような。

写真(伊田淑乃)も、非常に美しくありつつ、どういうものだかがちゃんと分かるように、必要な視覚的情報は押さえてあって、ページをめくるたびに嬉しくなります。

隅々まで心配りのきいた本。編集を手がけた方のblogを見ても、やはり愛情を持って作られた本であることが分かります。

Posted at 22:00 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月 9日

周防正行『「Shall we ダンス?」アメリカを行く』

読了本 | 書籍・雑誌 | 映画・テレビ

太田出版, 1998年2月刊。【Amazon.co.jp】。現在は文春文庫から文庫版が出ています。【Amazon.co.jp】

1996年のヒット映画『Shall we ダンス?』が、翌年ミラマックス社を介してアメリカで公開された際の、最初の買い付け人との面談から各種契約、キャンペーン・ツアーなどの詳細な記録。

日本の映画界の権利関係の慣例、アメリカの映画の売り方の常識等、知らないことばかりで、とても勉強になりました。アメリカの映画予告編って、時々すっごくハズしてるなあと思っていたのだけれど(以前ケチをつけた『HERO』のアメリカ版予告編とか)、実は映画の内容やテーマは度外視で、とにかく「映画館に足を運ばせたもん勝ち」って考え方でウケそうな映像をつないでいくのがアメリカのプロフェッショナルなのですね。うーむ。

この映画は2004年にリチャード・ギア主演でリメイクされていますが、そのリメイク権に関する交渉が、オリジナル版の米国公開前からすでに始まっていたというのにも驚き。

インタビューやプロモーション活動時のやりとりなどについて、当時の怒りや不快感などもそのまま、かなり辛辣なコメントとして表明していて「こんなこと大っぴらに書いて大丈夫か?」というかんじなんだけど、その辺の摩擦まで含めて興味深いので、こういう記述を抜いたらこの本の面白さは成り立たないとも言えるよなあ。

『Shall we ダンス?』という映画自体は、ずっと前にテレビ放映されたのを観たきりなんだけど、リメイク版と合わせて、もう一度観てみたくなってきました。

ミラマックスの担当者から「2時間を超える外国語映画はヒットしない」と言われて、いろんなシーンをカットされていくくだりで、それぞれのシーンに対する監督の意図が詳細に主張されていたので、また受け止め方が変わりそう。

Posted at 02:45 | 個別リンク用URL | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年1月11日

Rebuild地獄からの生還

サイト管理

昨日は、Movable Typeをいじりまくって、一日中ひっきりなしにリビルドを繰り返してしまいました。更新アンテナに引っかかっていたかどうかは未確認なんですが、もししょっちゅう上に来てて目障りだったらすみません。こんなの正式公開する前にやっとけってかんじですよね。しかも、一日中いじりまくったのに、見た目は最初とほとんど変わっていないのだ。

以下、主な変更点メモ。

●データストレージに使用するDBを、Berkeley DBからMySQLに乗り換え。記事数が増えてきて再構築にかなりの時間がかかるようになっていたのを、MySQLにすればちょっとは改善できると思い込んでいたのでした。実はほとんど体感速度は上がらないみたいです。ちゃんと調べてから動けばよかった……。この際だからMySQLの恩恵を受けられる使い方もしてみたいんですが、これ以上はもうちょっと考えて勉強してからにします。

●インデックスページ右下の「最近のトラックバック」の欄に、もらったトラックバックだけでなく“トラックバックを受けたエントリ”も表示されるように変更。Movable Type本体にはない機能だったので(最初「ないはずないでしょ」と思ってマニュアル内を必死で探しちゃったんですが)、平田さんのPingEntry.plプラグインを使わせていただいています。うちのテンプレートは、こんなかんじ(↓)。

<ul>
<MTPings lastn="3" sort_order="decend">
<li><a href="<$MTPingURL$>"><$MTPingTitle$></a><br />
- from "<$MTPingBlogName$>"<br />
- on <$MTPingDate format="%m-%d (%a)"$><br />
<MTPingEntry>
- to <a href="<$MTEntryPermalink$>"><$MTEntryTitle$></a><br />
</MTPingEntry>
</MTPings>
</ul>

別のプラグインと組み合わせると1つの記事に来た複数のトラックバックをツリー表示することも可能らしいのですが、そもそも同じ記事に対して複数のトラックバックをもらったことなんかないので、そんなことしたらかえって寂しい気がしてやめました。表示件数も、うちは3つで充分だ……。

●固定リンク用の個々の記事のHTMLファイルが、「日付と時刻」に基づいて命名されるように設定(<$MTArchiveDate format="%Y/%m/%Y%m%d_%H%M"$>.htm)。2005年1月11日10時11分に保存したファイルは「20050111_1011.html」となります。この結論に落ち着くまでには、Movable Type 3.x以降から採用された命名方式のbasenameとかいう考え方をめぐる、さまざまな困惑や逡巡や試行錯誤、うっかりミスによるデータ破損やエントリの重複インポート、人が聞いたら「よくやるよ」と鼻で笑いそうな手作業による地道な修復などなどの紆余曲折があったのですが、読みたいですか? 読みたくないですよね?


あとは、親カテゴリとサブカテゴリの表示関連をいじったり、コメント欄をもう少し見やすく修正したりしてみたかったのですが、タイムアップ。充実していたのかしていないのか、よく分かんない連休でした。

Posted at 10:11 | 個別リンク用URL | コメント (7) | トラックバック (0)

2005年1月12日

米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』

読了本 | 書籍・雑誌

春期限定いちごタルト事件

創元推理文庫、2004年12月刊。【Amazon.co.jp】

なんか私、ものすごく久々に「ミステリ」ジャンルに分類される作品を読んだような気がする。背表紙の「創元推理文庫」という文字がなんだか懐かしく感じられました。ほんと、ここしばらくミステリ系のものをまったく読んでなかったなあ。

とはいえ、これは殺人事件も何もない「日常の謎」系の連作短編集です。北村薫の「私」シリーズとかよりも、さらにさらに日常度が高い。「そんな“謎”でまるまる1話分、引っ張るんですか!」というネタでも、ちゃんと興味深く楽しく読めるパズラーになるんだ、と感心。

主人公コンビの少年少女のキャラ設定とか書かれ方とか、ちょっと学園ものライトノベル風味?(よく知らんけど。)語り手である男の子・小鳩くんの、事なかれ主義な「小市民」をめざすという悲壮なまでの決意と、それでも謎にぶち当たるとついうっかり推理しちゃって……という葛藤具合が、微笑をさそいつつ、ちょっと可哀想で、同時にけっこう「分かるよ」とも感じてしまったり。「自分の自然な心の動きを抑えてでも目立ちたくない」と思ってしまうこともまた、「目立ちたい」と思うことと同じくらいに自意識のなせるわざなんだけど、そうそう割り切れるもんでもないよね。こういうところ、主人公が高校1年生っていう設定だからこそ、素直に好感を持って読めるんだと思いました。

そして、あくまでも小鳩くん視点で進むこのシリーズにおける、読者にとっての最大の謎(?)は、実はコンビの片割れである「小佐内さんその人」だというのも素敵。小鳩くんと同じく「小市民」を目指すと決意している彼女の表面的な言動自体は、小鳩くんの目線で詳細に語られるのだけれど、彼女が「実際のところ、何考えてるのか」は決して作中で明確な言葉としては語られないところが好き。巻末解説でも、解説者の方が「小佐内さん過去がすごく気になる」と書いてらしたけど、たしかに(笑)。

この二人が、高校卒業するまでのあいだに、どんなふうに成長していくのか、見守りたいなあと思わせられるシリーズでした。この設定なら、まだまだ続編が書けるよねえ? 書いてほしいぞ。

この作者さんのほかの作品も読みたくなってきています。

Posted at 10:51 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

2等身のアンドロイドは南京玉すだれの夢を見るか?

書籍・雑誌 | 映画・テレビ

昨晩、友達に教えてもらったのですが、あのダグラス・アダムスの『銀河ヒッチハイク・ガイド』→読後感想)って、映画化が進められていたのですね(公式サイト←いきなり音が鳴るので注意)。

で、この映画では、原作において常にどんよりとうしろ向きな言動が可笑しかった「鬱病ロボット」マーヴィンの“中の人”を、身長1メートル10センチのウォリック・デイヴィス(「ハリー・ポッター」シリーズのフリットウィック先生)がやり、さらにその声を、アラン・リックマン(「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ先生)がやるのだそうです。ホグワーツ教授コンビでマーヴィン!

(ちなみに、ウォリック・デイヴィスの公式サイトを見ていて気付いたのですが、この人って、11歳のときに『スターウォーズ ジェダイの帰還』のイウォーク族の着ぐるみの中で演技したのが最初の仕事だってよ! そういえば、スターウォーズ・シリーズのドキュメンタリー・フィルム『Empire of Dreams』を観たとき、撮影当時の記録映像で、イウォークに選ばれてものすごく嬉しそうにインタビューに答えている、11歳の男の子がいました! あれが、彼か!)

それにしても、このマーヴィンの造形、どうなんでしょう。映画公式サイトのトップでは現在、横っちょのほうに小さく登場しているだけだけど、「DOWNLOADS」のところに彼をメインにした壁紙がありるので、ちょっと見てみてもらえませんか。あと、ファンサイトに、プロトタイプ段階のデザインもあります。私、マーヴィンがこんなのだとは、まったく想像していませんでした。だって、マーヴィンって原文では「Paranoid Android」なんでしょ? アンドロイドって言ったら、せめて等身だけでも、もうちょっとヒトに近いのを思い浮かべませんか?

そして……コレ、なんかに似てません? たとえば、川原泉『ブレーメンII』南京玉すだれを唄っていた例のアレ……。この表紙絵のバックに浮かんでいる例のアレ……。

それなのに、声はスネイプ先生なんだよ!

Posted at 23:41 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年1月20日

証拠画像(笑)

ネット

にじむさんが発見して以来、話題沸騰中のアマゾン猫画像(画像ファイル名がkailey-kitty.gifなので猫と判明)。

にじむさんにはすでにお伝えして、日記で取り上げていただいてしまいましたが、米国アマゾンと英国アマゾンでも同じ猫が出るかどうか、ためしてみたので、スクリーンショットを載せておきます。画像上をクリックで拡大。

us.jpg

こちらは、amazon.com(米国)。はてなマークのみのシンプルなページです。

uk.jpg

しかし、amazon.co.uk(英国)では、日本と同じ、謎の猫が出ました! これ、私は最初、猫というより、忍者ハットリくんに出てくる、ちくわの好きな犬(獅子丸だっけ)に似てる……って思ったんですけど。にじむさんは「バケラッタのような猫」と表現していらっしゃるし、藤子不二雄系?

Posted at 09:09 | 個別リンク用URL | コメント (2) | トラックバック (1)

2005年1月22日

岸本佐知子『気になる部分』

読了本 | 書籍・雑誌

白水社, 2000年9月刊。【amazon.co.jp】

著者は文芸翻訳家の人。カバー折り返しの惹句には、「あんな本を訳したのは、やっぱりこんな人でした」と書いてあるのだけれど、実は私、この人の翻訳書を1冊も読んだことがありません。ウェブや雑誌で、ご本人の文章やインタビューを目にして、「面白いことを考える人だなあ」と気になっていたのでした。で、エッセイ集を1冊まるごと読み終わったときには、「こんな人が訳す本なら、読んでみたいなあ」と考えていました。きっと「あんな人が訳したのは、やっぱりこんな本でした」って思うと思うよ。

すごいのは、この人が書くと、おそらくは本当なのであろうと思えることでもなんだかシュールな幻想文学か何かのように思えてきてしまうこと。目のつけどころが、淡々と当たり前のようにずれている。特に印象に残っているのは、正体不明の「塔」を目指して歩いて行くと消防署にたどり着く「ラプンツェル未遂事件」、それから何から何まできのこ尽くしの「『国際きのこ会館』の思ひ出」。

とりわけ、徹底したきのこへのこだわりぶりが恐怖さえかもし出す「国際きのこ会館」は、岸本さんの書きっぷりがあまりにも素晴らしく、もしかしたら時空を超えて限られた人の前にだけごくたまに出現する幻の館なのでは……とまで思って念のためウェブで検索をかけたら、ちゃんと実在していたので、ちょっとだけ安心し、ちょっとだけ驚いた(笑)。現在は「ホテルきのこの森」という名称に変わっているそうですが。「きのこ薬湯風呂やきのこエキス風呂を堪能」できるのも、エッセイに書いてあったとおりだ……。


※いまさらですが、今年の密かな抱負は、「かつて気になってチェックしといたはずだったのにずっと読めてなかった本を読む」です。意欲が続けば、これからしばらくはちょっと古めの本の登場率が高くなるかも。

Posted at 19:23 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (1)

2005年1月23日

マイケル・J・フォックス『ラッキーマン』

読了本 | 書籍・雑誌

入江真佐子・訳、ソフトバンク, 2003年1月刊。【amazon.co.jp】

原書はMichael J. Fox "Lucky Man:A Memoir(2002)" 。1998年に、若年性のパーキンソン病にかかっていると公表した俳優マイケル・J・フォックスの自伝。

実を言うと、マイケル・J・フォックスの出演作品は、ほとんど観てないか、記憶から抜けてしまってます。でも『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの頃、このひとの人気はすごかった。映画を観てなくても、彼の顔は至るところで見られました。高校時代、同じクラスに熱狂的な『ファミリー・タイズ』(米国のTVドラマ。フォックスの出世作)ファンがいて、切々とマイケル語りをしてくれたりしたのを、今でも思い出します。ああそうだ、学校の英語の授業で『ファミリー・タイズ』のビデオを観たこともあったなあ。

そのマイケルが「パーキンソン病」であると自ら告白し、全世界に報道されたとき、なんだか……運命って理不尽だなあ、とやり切れない気持ちになったことを覚えています。小柄な身体とソフトな顔立ちのおかげで、実年齢よりもずっと若々しく活き活きした印象を保っていた彼が、本来ならまだまだ働き盛りのはずのときに、もっとずっと年取った人がかかることの多いこのような病気になって、思いどおりにならない身体を騙し騙し生活していたなんて。そしてまた、「パーキンソン病」という病気が存在すること自体、私はこのマイケル・J・フォックス絡みの報道で初めて知ったのでした。

さて、本書。発売直後には、かなり話題になって、あちこちの書店で平積みされてずらりと並んでいたはず。なんとなく読めずにいましたが、当時からネット上でレビューを見て気になってました。そして読んでみたら、噂に違わず、面白かった!

もちろん、病気に関する情報や、発病が分かってからの精神状態にも多くのページが割かれているのですが、そこに至るまでの半生を丁寧に振り返っている部分が、とてもよい。コメディもので当たり役をとった人だけに、ユーモアのセンスがいいんだろうな。悲惨な状況を綴った部分も、一貫して、からっとした語り口。

幼い頃の微笑ましい(しかし三つ子の魂百までもって本当なのね、と思わせるような)冒険談。背が伸びず落ち着きがなく、マトモな大人になれないのではという目で見られていた彼を、なんだかんだ言いつつ信じ続けてくれた家族たちのこと。演技に目覚めた頃のこと。結婚相手となった女優トレーシー・ポランとの出会い、生まれた子供たちとのやりとり。

なんとなく、トップスターだった頃のこの人って、主に容姿のキュートさでポンと売れたアイドルみたいなイメージで捉えていたのですが、けっこう苦労していた時代もあるのね。そして実は真性の「演技おたく」であり、それでいて、ドラマや映画の仕事を「食い扶持を稼ぐための手段」としてかなり冷静に見てもいる。高校中退してそのまま俳優になっちゃった人だけど、そんなこと関係なくて、もともと若い頃からすごく頭がいいんだろうと思う。

私は、彼がカナダ人であることすら、この本を読むまで知らなかったんですが、カナダの田舎から一旗上げるために車で遠路はるばるハリウッドにやってきたときのこと、スターになってから、映画のロンドン・プレミアでダイアナ妃と対面した際、「臣下の人間」として(カナダはイギリス連邦に所属しているからね)周囲のほかの関係者よりずっと緊張していたために失敗してしまったエピソード、どれもこれも興味深く読みました。もちろん、それ以外の、さまざまなヒット映画の裏話的な部分も。

で、スターになってちやほやされたり、発病が分かって追い詰められたりといった時期には、精神的にかなり危うくなるんだけど、最後には周囲から差し伸べられた手にちゃんと気付いて、踏みとどまって、取り返しのつかないところまでは落ちずに戻ってくる。結局のところ、根っこの部分でまっすぐ素直に育っている人が、一番強いのだなあ、と思わせられたり。

病気を受け入れることができてからの、カッコつけたところや悲劇の主人公ぶったところのない、淡々と「できることをやる」姿勢、しかも自分が有名人であることをクールに認めて、偏見を持たれがちなこの病気の実情を世間の人に知ってもらったり、現在はまだ不治とされているこの病気の治療法研究を進めてもらったりするための「広告塔」として自分自身を利用しちゃう姿勢が、かえってかっこいいなと思いました。

Posted at 11:42 | 個別リンク用URL | コメント (2) | トラックバック (0)

2005年1月28日

荷宮和子『アダルトチルドレンと少女漫画』

読了本 | 書籍・雑誌

廣済堂出版、1997年6月刊。【amazon.co.jp】

副題は「人並みにやってこれた女の子達へ」。

言ってることは大体分かる(と思う)のだけれど、引き合いに出される漫画のセレクトが微妙に「私がリアルタイムで読んで精神的に救われてきた」ような作品からずれているので、どうも核心部分とのあいだに薄皮一枚挟んだような読後感。これは、私の側の問題だな。

いろいろ共感できるところはあるし、女の子のメンタリティを一番、ストレートに反映可能な文化は少女漫画なのでそれに対する考察が有効というのにも頷ける。そしておそらく私はどっちかというと、この著者の言う「人並みにやってこれた」がゆえに問題を外に出さずに抱えっぱなしのまま大人になった部類に入るだろうと思うけれど、どっかでカチンと来るんだよなあ。なんていうんだろう、この人の「仮想敵」と見なした相手に対する一方的な語気の荒さみたいなのが、気になる。多分、この人はこれ書いたとき、こうやって喧嘩腰になってないと世間に「負けちゃう」ような気がしてたんだろうなあ、みたいな、いたたまれない気持ちになってしまうのだ(余計なお世話ですね)。

そんなこと言いつつ、この本に触発されてついつい『はみだしっ子』とか引っ張り出してきて拾い読みしちゃったんですけど(しっかり読み返すと仕事ができなくなるので我慢)。

あと、この著者は現代の世の中で、女の子が普通に人間として生きていこうと思ったら、つらい思いをして当然、猫も杓子もアダルトチルドレン的な要素を抱えていて当然、という論点で話を進めているんだけど、どうも私には、「そりゃ、私自身は少女漫画のターゲット世代だった頃、オンナノコとして、いろいろしんどいこともあったけどさあ、今でもちょっとゆがんでるけどさあ、そこまでヒドイことなしに、普通に親世代の言う「世間並み」の幸せを素直に追求して満足できてたオンナノコや、それなりに(「良い子のフリをして「人並みにやってこれた」わけじゃなく、自分でもやもやを消化して)折り合いつけて暮らせていたオンナノコも、周囲にはけっこういたような?」という気分が抜けない。

ただ、この人は、最近のほかの著書で見るかぎり、自分の感覚を、自分が属するグループ(1960年代生まれ、男女雇用機会均等法直後、バブル全盛期に、やる気まんまんで仕事をしていた女の人)特有の問題として語りたがっているような雰囲気を感じるので、微妙にそこからズレている(就職活動していたときがバブル崩壊直後で、「女子大生就職氷河期」とか言われていたせいか、「対・社会」ということを考えると、今ひとつ自分を含めた周囲に活気がなかった)私がシンクロできずにいるのは、当然なのかも。

Posted at 13:20 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月29日

長門有希の100冊

書籍・雑誌

「長門有希に挑戦!(100冊既読調査)」にいろんな人が答えているみたいなので、先日なんだか事情がよく分からないまま、私も数えてみました。

リスト内で私が読んでいたのは、下記24冊。

●エラリー・クイーン『ギリシア棺の謎』
●竹本健治『ウロボロスの偽書』
●有栖川有栖『双頭の悪魔』
●京極夏彦『魍魎の匣』
●麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』
●神林長平『猶予の月』
●バリントン・J・ベイリー『時間衝突』
●J・D・カー『三つの棺』
●ロバート・J・ソウヤー『ターミナル・エクスペリメント』
●A・A・ミルン『赤い館の秘密』
●綾辻行人『十角館の殺人』
●森博嗣『有限と微小のパン』
●笠井潔『オイディプス症候群』
●ホメーロス『イーリアス』
●ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』
●中島らも『ガダラの豚』
●森雅裕『椿姫を見ませんか』
●井上ひさし『吉里吉里人』
●G・K・チェスタトン『ブラウン神父の童心』
●ウィリアム・L・デアンドリア『ホッグ連続殺人』
●夢野久作『ドグラ・マグラ』
●アキフ・ピリンチ『猫たちの聖夜』
●J・P・ホーガン『星を継ぐもの』
●西原理恵子『できるかなリターンズ』


「長門有希」というのは、ライトノベル(谷川流「涼宮ハルヒ」シリーズ)の登場人物で、文芸部に所属して本ばかり読んでいる女子高生キャラ(眼鏡萌え読者のニーズに対応)、しかし実はタダモノではないらしい、という理解でよろしいでしょうか? で、この企画は、その読書家キャラである長門有希ちゃんが読んでる本を、あなたは何冊読んでいますか、というアンケート?

なんか、作品の選び方が微妙に意地悪だねえ。神林は神林でも、『雪風』や『海賊』じゃなくて『猶予の月』ですか。あと、たとえば森博嗣だと、わざわざシリーズ10作目にあたる『有限と微小のパン』を持ってきたり。最初の数冊だけは読んでます、という人がふるい落とされてしまうじゃないか。小峰元だって最初の『アルキメデス……』しか読んでないよ『パスカル……』なんて知らないよ。
(反面、『猫たちの森』ではなく『猫たちの聖夜』だし、『あした、カルメン通りで』ではなく『椿姫を見ませんか』なわけですが。)

しかし私、この手の既読調査で50%以上にチェック入れたこと、一度もないよ。いっそ、世界中で(おそらく)私だけがパーフェクトを叩き出せる、「ならのなおみの100冊」を自前で作ってしまうのはどうだろうか……なんてことを考えていたら、もうすでにやっている人を、某所でお見かけしてしまいました。でも、めげずに自分もやってみた。それについては、またあとで。

Posted at 12:26 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

南條竹則『魔法探偵』

読了本 | 書籍・雑誌

集英社、2004年12月刊。【amazon.co.jp】

お坊ちゃま育ちだったけれど天涯孤独となってからは財産も目減りする一方の詩人・鈴木大切は、生活費を得るために探偵業を営むことにする。魚肉ソーセージを使った迷い猫の捜索手腕は、なかなかのもの。しかしあるとき、偶然とある詩人の会に紛れ込んだことをきっかけに、どこか普通でない依頼が舞い込みはじめて……。

どこがどういうふうに、というのを書くのはとても野暮なような気がするのだけれど、なんか好きです。一人称が「我輩」の主人公の、時代がかった浮世離れしまくりのレトロな語り口をずっと読んでいると、うっかり何十年も前の物語かと思いそうになるのですが、そこへデジタルカメラなんてものが登場して「はっ、そうだったこれは現代のお話だよ!」と引き戻されたりしてました。

そしてそれは、明らかに作者の思うツボなのです。何故なら、面白い部分がみんなネタばれになってしまうのでもどかしいのだけれど、これは「記憶」と「懐かしさ」の物語だから。

Posted at 17:19 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月30日

高校時代の100冊

書籍・雑誌

例の既読調査の長門有希さんが女子高生なので、お友達のあいだで「高校時代までにどういう本を読んでいたか」という方向に話が進んでおり、それを受けて「高校時代を振り返って好きだった本を選ぶ」というコンセプトで100冊を列挙するということをやってる人がいて、面白そうだったので私もやってみました。

あくまでも、高校卒業直前の時点で、好きだった本。現在では、あまり思い入れのないものも含んでいるかもしれません。また、中学までに読んで、その後も高校卒業するまでずーっと好きだった本、というのも含まれます(「高校3年間に読んだ中から感銘を受けた本」とまで範囲を狭めてしまうと、私の場合100冊はつらいです)。

シリーズものは、元ネタの長門有希方式に準じて敢えて1冊だけ選んでいますが、大体はシリーズ通して好きです。非シリーズもので、どうしても1冊だけ選べない場合については、1作家2作品まで入れていいことにしました(最初は、倉橋由美子が5冊くらい入ってたんだよねえ……あの頃、ものすごく影響受けてました)。

高1の晩秋〜大学卒業までのおおまかな読書記録が残っているので、それを見ながらリストを作ったのですが、「ええっ、この本、今でも大好きなのに、読んだのは大学入学後だからここには含められないのか!」みたいなのが多くて、のたうちまわってしまいました。

まあ、そんなこんなで、以下が1989年3月に高校3年生だったナラノが当時、選んだと思われる100冊(なんか重大なものを抜かしているかもしれないので、暫定バージョンということにしておきます)。

なんか今、高校時代のことを芋づる式にあれこれ思い出してしまっていますよ。

(国内作家)
阿部謹也『中世の星の下で』
浅田彰『逃走論』
新井素子『扉を開けて』
泉鏡花『天守物語』
いとうせいこう『ノーライフキング』
稲垣足穂『ヰタ・マキニカリス』
上野紀子/中江嘉男『宇宙遊星間旅行』
遠藤周作『沈黙』
大井三重子『水曜日のクルト』
笠井潔『サマー・アポカリプス』
神林長平『戦闘妖精・雪風』
菊地秀行『ヴァンパイア・ハンター“D”』
倉橋由美子『夢の浮橋』
倉橋由美子『聖少女』
栗本薫『ぼくらの時代』
久美沙織『丘の家のミッキー』
小泉喜美子『弁護側の証人』
坂口安吾『堕落論』
佐藤さとる『わんぱく天国』
佐藤さとる『豆つぶほどの小さないぬ』
芝木好子『貝紫幻想』
曽野綾子『太郎物語 高校編』
竹本健治『匣の中の失楽』
中井英夫『虚無への供物』
野阿梓『花狩人』
野阿梓『武装音楽祭』
橋本治『恋愛論』
橋本治『帰ってきた桃尻娘』
平塚武二『パパはのっぽでボクはちび』
福永武彦『草の花』
村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
森茉莉『甘い蜜の部屋』
夢野久作『ドグラ・マグラ』
吉本ばなな『キッチン』

(海外作家)
ロバート・アーサー『The Mystery Of The Stuttering Parrot』
 (邦題『どもりのオウムの秘密』 絶版)
ローラ・インガルス・ワイルダー『長い冬』
ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』
ジーン・ウェブスター『続・あしながおじさん』
S・S・ヴァン・ダイン『僧正殺人事件』
ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』
ジュール・ヴェルヌ『地底旅行』
ジョーン・エイキン『ささやき山の秘密』
ミヒャエル・エンデ『モモ』
アラン・ガーナー『ふくろう模様の皿』
ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を』
ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
スーザン・クーパー『灰色の王』
エラリイ・クイーン『九尾の猫』
アガサ・クリスティ『スリーピング・マーダー』
サリンジャー『フラニーとゾーイー』
ナンシー・スプリンガー『金の鳥』
G・K・チェスタトン『詩人と狂人たち』
ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』
コナン・ドイル『シャーロック・ホームズの冒険』
マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』
J・R・R・トールキン『指輪物語』
J・R・R・トールキン「ニグルの木の葉」
P・L・トラヴァース『帰ってきたメアリー・ポピンズ』
ノーソフ『ネズナイカのぼうけん』
アントニイ・バークリー『毒入りチョコレート事件』
J・G・バラード『結晶世界』
フィリパ・ピアス『ハヤ号セイ川を行く』
エリナー・ファージョン『ムギと王さま』
エリナー・ファージョン『リンゴ畑のマーティン・ピピン』
ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
ブラッドベリ『十月はたそがれの国』
プロイスラー『クラバート』
K・M・ペイトン『バラの構図』
K・M・ペイトン『雲のはて』
ジョン・ベレアーズ『霜の中の顔』
ジョン・ベレアーズ『The House with a Clock in Its Walls』
 (邦題『壁の中の時計』当時未訳)
L・M・ボストン 『グリーン・ノウの子どもたち』
E・T・A・ホフマン/モーリス・センダック『くるみわり人形』
R・A・マカヴォイ『ダミアーノ』
R・A・マカヴォイ『黒龍とお茶を』
パトリシア・A・マキリップ『風の竪琴弾き』
ロビン・マッキンリイ『青い剣』
サムイル・マルシャーク『森は生きている』
マイケル・ムアコック『メルニボネの皇子』
L・M・モンゴメリ『アンの娘リラ』
ギャビン・ライアル『深夜プラス1』
マドレイン・ラングル『A Swiftly Tilting Planet』
 (邦訳版『時間をさかのぼって』絶版)
タニス・リー『銀色の恋人』
ウル・デ・リコ『虹伝説』
リンドグレーン『はるかな国の兄弟』
リンドグレーン『ミオよ、わたしのミオ』
C・S・ルイス『Out of the Silent Planet』
 (邦題『沈黙の惑星を離れて〜マラカンドラ〜』)
C・S・ルイス『朝びらき丸 東の海へ』
アーシュラ・K・ル=グイン『さいはての島へ』
ヒュー・ロフティング『ドリトル先生と秘密の湖』

(コミックス)
あしべゆうほ『クリスタル☆ドラゴン』
五十嵐浩一『ペリカン・ロード』
内田善美『星の時計のLiddell』
上條淳士『TO−Y』
伸たまき(現・獸木野生)『あるはずのない海(PALM)』
鳥図明児『虹神殿』
中山星香『フィアリー・ブルーの伝説』
萩尾望都『トーマの心臓』
聖悠紀『超人ロック』(『少年キング』連載時のもの限定)
吉野朔実『少年は荒野をめざす』


※参考リンク
Alisato's 本買い日誌(2/2)
らいぶらりあんときどき通信(2/20)

Posted at 01:18 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年1月31日

2005年1月に読んだ本

読了本 | 書籍・雑誌


  1. 金庸『射G英雄伝 〈1〉砂漠の覇者ジンギスカーン』(徳間書店, 1999年7月刊)
  2. 荷宮和子『なぜフェミニズムは没落したのか』(中公新書ラクレ, 2004年12月刊)
  3. 秋川ゆか(文)・伊田淑乃(写真)『アジアいいもの図鑑』(トラベルジャーナル, 2000年4月刊)
  4. 周防正行『「Shall we ダンス?」アメリカを行く』(太田出版, 1998年2月刊)
  5. 米澤穂信『春期限定いちごタルト事件』(創元推理文庫,2004年12月刊)
  6. 荷宮和子『アダルトチルドレンと少女漫画』(廣済堂出版, 1997年6月刊)
  7. マイケル・J・フォックス『ラッキーマン』 (入江真佐子・訳, ソフトバンク, 2003年1月刊)
  8. 岸本佐知子『気になる部分』(白水社, 2000年9月刊)
  9. 金庸『射G英雄伝〈2〉江南有情』(徳間書店, 1999年8月刊)
  10. 南條竹則『魔法探偵』(集英社, 2004年12月刊)
  11. 新井素子『素子の読書あらかると』(中公文庫, 2005年1月刊/親本2000年)

計11冊でした。感想書いてないやつのうち、1. と9. は中国の武侠小説。完結まであと3冊あるので、すべて読み終わって面白かったら感想書きます。すごくちんたらちんたらと読んでるんですけど。今のところ、主人公よりも、ちょっとヘタレな美形王子様キャラ完顔康(ワンヤンコウ)に萌え。

2. は、帯のキャッチが「上野千鶴子にケンカを売る」だったんですが、多分このケンカ、上野千鶴子は買わないだろうなあ、と思いつつ読んでました。

11. は、読書エッセイ集。「私にとってオススメだからって、あなたにも合うとはかぎらないんだよ!」みたいなことを、それはそれはものすごい勢いで訴えている序文を読んで、新井さんって、そんなに普段から「あなたが高い評価をつけてたから読んだのに面白くなかった」みたいな文句を言われまくっているのかしら……とちょっぴり気の毒に。

Posted at 22:16 | 個別リンク用URL | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年12月 | 最近 | 2005年2月 »


Generated by Movable Type  

All texts written by NARANO, Naomi.