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2005年2月14日

チョコレートのビール(Criolos)

ビールラベル

criolos.jpg

またしても更新が止まっておりますが、私は元気に暮らしております。更新できないときのお茶濁しには、やっぱりビールラベル(笑)。とはいえ、今回のは本当はラベルじゃなくて、ガラス瓶に直接、ロゴが入っているんですが。

製品名となっているCriolos(クリオロ)はカカオ豆の一種だそうです。その名のとおり、原材料にカカオが使われたビール。フランス産。言われてみれば、かすかにチョコレート・フレーバーです。美味しいと言えなくもないが、苦味と甘味がいい具合にブレンドされたようなビールなら、ほかにもいろいろあるので、もう一度わざわざ買う気はしないかなあ。

特にバレンタインを意識して購入したものではありませんが(第一、もうとっくに飲んじゃったし)、タイムリーなので画像だけでも貼っておこう。

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2005年2月28日

2005年2月に読んだ本

読了本 | 書籍・雑誌


  1. 舞城王太郎『山ん中の獅見朋成雄』(講談社, 2003年10月)
  2. 米澤穂信『氷菓』(角川スニーカー文庫, 2001年10月)
  3. 米澤穂信『愚者のエンドロール』(角川スニーカー文庫, 2002年7月)
  4. 米澤穂信『さよなら妖精』(東京創元社ミステリ・フロンティア, 2004年2月)
  5. 村岡清子『私たちは大人少女〜強さとしての「少女性」』(青樹社, 1992)
  6. 金庸『射雕英雄伝〈3〉桃花島の決闘』(徳間書店, 1999)
  7. 松尾由美『ピピネラ』(講談社文庫, 2005)
  8. 川原泉『事象の地平』(白泉社文庫, 2003)
  9. C.S.ルイス『ライオンと魔女』(岩波少年文庫)
  10. C.S.ルイス『カスピアン王子のつのぶえ』(岩波少年文庫)
  11. C.S.ルイス『朝びらき丸 東の海へ』(岩波少年文庫)
  12. 米原万里『真昼の星空』(中央公論新社, 2003)
  13. ロバート・J・ソウヤー『ホミニッド―原人』(ハヤカワ文庫SF, 2005)


あと、漫画では

1. は、とある年下の友人が、節分の日に「年賀状の返事が遅くなってすみません」という手紙と共に送ってきたものです。年賀状の返事が遅れたくらいで“貢物”を要求するような怖い人だと思われているのだったらどうしましょう(笑)。舞城王太郎の本は、初めて読みました。擬音の使い方が独特で、迫力ありました。妙なパワーを感じました。ほかのも読んでみるかな。夫が購入して「アクが強すぎて途中で読めなくなった」と言ってた講談社ノベルスが、たしかどこかにあったはず。

2. と 3. は、シリーズもの。やらずに済ませられることはできるだけ避けたい省エネ少年な主人公、というのは同じ作者の『春期限定いちごタルト事件』の小市民をめざす主人公と通ずるものがあるかも。 「自分は凡庸な人間だ」という気持ちと、「でも、もしかしたら、ちょっとほかの人とは違う?」という気持ちとのあいだで揺れ動くかんじとか、熱血した言動を取るのはイヤなんだけど、でもどっかでちょっと熱血したほうがいいのかもしれない、と揺れ動くかんじとか、そういうのを切り取るのが上手いと思った。

4. は、レーベルが「ミステリ・フロンティア」だし、論理を突き詰めて一見不明だった、ちょっとした事実を明らかにしていく部分は、個別に見れば面白い。でも、それがかえって邪魔に感じられてしまうほどテーマが重くリアル。小説としてはすごく引き込まれるのだけれど、ミステリとしての美しさを求めて読むと、バランスは悪いかも。

5. は、大人と呼ばれる年齢になっても、「世間並みの大人」にならなくちゃとか焦ることなく、少女時代の価値観を保ち続けているような人たちへのインタビュー集。キーワードは、『Olive』と岩館真理子? いやはや、価値観が確立しているということは、場合によっては「偏屈」にもつながるんだなあ、ということがよく分かった。同じく偏屈な私は読んでて「うわー、この人とは、合わない」と思うことが多かったです(笑)。嫌いじゃないんだけど、行動を共にはできない。おそらく、この本でインタビューされてる人同士も、あんまり意気投合はしないんじゃないかと。

6. ……相変わらず、ちんたら読んでます。あと2冊。

7. 1996年の単行本の改稿バージョン。家に帰ると身長が1メートルほどに縮んでしまう奇病(?)を抱えつつ、なんかそれに慣れて普通に生活しちゃってた専業主婦が、失踪した夫の足取りを追う。設定はすっとんきょうなんだけど、地道にテーマを掘り下げて、ものすごく真面目な作品になってます。ただ、明確な結論を出さずにポンと投げてしまうかんじで、ものすごく突き放された読後感。

8. 親本は1998年刊。漫画家・川原泉による、いろんな「おまけ」のついた哲学的エッセイ集。そういえば、今まで読んでなかったなー、と。エッセイで読んでも話の進め方のテンポが同じで、漫画とあんまりイメージが変わらない。

9. 〜 11. は、「ナルニア」映画化情報関連でウェブを見て回っていたら、原作の細かいところを色々忘れていることに気付いたので、ベベンシー家の子供たちが活躍する3冊を図書館で借りてきました(自分の訳本は実家に置きっぱなしなので)。やっぱり『朝びらき丸』が一番好きだー! 世界の果てに向かって船を進めていくあたりの描写が本当に本当に好きなんですよ。

12. ロシア語通訳者としても活躍していた米原さんのエッセイは、いつもどおりの面白さ。ナルニアのついでに借りてきた図書館本なんですが、借りてから、最近文庫化されていることに気付きました。米原さんの本は文庫で揃えることにしているので、今度、買って来ましょう。

13. は、ハヤカワ文庫2月新刊。英語版を持っているんだけど、ソウヤーはとにかく日本語版が出たら必ず買うことにしています。これからも翻訳を出し続けてほしいので。


『ギャラリーフェイク』は、今、アニメもやってるせいか、書店で平積みでした。主人公は超絶的な知識と技術を持つ元メトロポリタン学芸員で、贋作専門のギャラリーを経営しつつ、美術業界の裏でヤバい取引にも手を出している、という設定。毎回、取り扱われている美術のジャンルが全然違うんですけど、よくもまあ、これだけ守備範囲を広げて、「読める」話を作れるものだなあ。 文庫版の1巻には、浮世絵の贋作をネタにした推理小説をたくさん書いている高橋克彦が解説文を寄せています。

『PLUTO』は、発売直後にあれだけ話題になってたのに、今頃読んでるのか、と思われそうですが。手塚治虫の名作『鉄腕アトム』の中の1エピソードを“原作”として、脇役だった刑事ロボットのゲジヒトを主役に据えたリメイク版(それって、要するに「二次創作」)。1巻では、まだ「アトム」はほとんど出てきませんが、出てきたときには、あまりに意表をつかれて「ぽかーん」となってしまいました。すごいなあ。もとの手塚バージョンを読んでないので、どうアレンジしているのかは全然知らないんですが、普通に読んで、ものすごく面白かったです。ただ、ウェブでほかの人の感想文を読んで知ったのですが、“原作”では当然、主人公はアトムで、この『PLUTO』で主役に据えられているゲジヒトさんは、途中で死んで(破壊されて)しまうそうですね。ますます、2巻以降がどうなるのか、興味が湧いてきましたよ。

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All texts written by NARANO, Naomi.