« 『チャーリーとチョコレート工場』 | 最近 | 2005年10月に読んだ本 »

2005年10月30日

LIBERA Japan Tour Autumn 2005

音楽

イギリスの少年合唱団「Libera」のコンサート行ってきました。文京シビックホールにて、10月30日午後2時開演。2度目の来日ツアーの最終日。

パンフレットが販売されていなかったので(最近発売されたばかりで会場にも置かれていた写真集を買わせるためだろうか?)、当日会場では曲目の書かれたものがなかったのですが、日本側の公式サイトに曲目リストが掲載されていたので、忘れないようにメモしておきます。

【曲目】
《First Half》 
1. クリエイター/Creator
2. リベラ/Libera
3. アンジェリス/Angelis
4. オールウェイズ・ウィズ・ユー/Always with you
5. シング・フォー・エヴァー/Sing for ever
6. アニュス・デイ/Agnus Dei
7. アヴェ・ヴェルム/Ave verum
8. ラクリモサ/Lacymosa
9. フエン・ア・ナイト/When a knight won his spurs
10. ロクス・イステ(サンクトゥス)/Sanctus

《Second Half》
11. 自由への翼/Wings of a dove
12. アヴェ・マリア/Ave Maria
13. ミステリウム/Mysterium
14. フエン・アイ・サーヴェイ/When I survey the wondrous cross
15. サルヴァ・メ/Salva me
16. 自由/Adoramus
17. サクリス・ソレムニス/Sacris solemnis
18. 永遠/Sempiterna
19. 生まれくる日/I am the day

《アンコール》
リベラ/Libera

最初に暗いステージの中央に古いメンバー2人が立ち、低音パートで短い導入曲("Creator")を歌ったところで、舞台がライトアップされてほかのメンバーがステージ左右からしずしずと登場し、彼らのテーマソングとも言うべき "Libera" になだれ込んだ時点で、なんかじわーっと涙が(笑)。

Liberaの子たちのトレブルは、きちんと訓練を受けた歌い方ではあるけど、声質はみんな、80年代のアレッドくんなんかと比べると、明らかに線が細いと思うのです(ボーイソプラノとしてはこちらが普通で、アレッドくんの声が特殊なのですが)。でもやっぱり、一過性の「今しかない」声を持つ少年たちが、これだけ揃って目の前で一心に歌っているというのは、こう、ぐっと来るものがあるなあ。それに私は、ロバート・プライズマン(舞台の左端のボックス内から頭と手だけ出して指揮してたのは彼だよねえ?)の書く曲が好きだからな。

ボーイソプラノの声にシンセやパーカッションを重ねたり、キリスト教音楽をポップス調に仕上げたりという、音の作りの面白さがLiberaの特徴だと思うのですが、今回のコンサートでは、一部の曲で年長メンバーの一人が木管楽器を吹いていたのと、女性バイオリニスト(コンサート当日には紹介がなかったけど、Fiona Pearsという人。かっこいい演奏でした!)が参加していた以外は、多分ほぼカラオケ。英国公式サイトにある、バックバンドを従えた過去のライブの動画ファイルがクールだったのでちょっと期待していたのに残念だ。

白いローブのフードをかぶったり下ろしたり、曲の途中で移動してフォーメーションを変えたりといった演出が、まるで「おゆうぎ」のようで可愛かったけど(年少の子とか、微妙にヨロヨロしてるし)、果たして本当に必要だったのか。プロモーション・ビデオでくるくる並び方を変えてるのと同じ動きを、ライブでもやってるとは知らなかった(笑)。S席だったので、場所は悪くないはずなんだけど、メンバーの並び方によって時々聞こえ方が「あれ?」って瞬間がありました。マイクの配置のせいかなー。それとも、もともと聞こえ方の面でもああいう演出なのか?

贅沢を言うなら、本当はもう少し、小さいホールで聴いてみたかったです。それなら、歌いながらステージ上で多少移動してもそんなに違和感なかったと思うし。せめて室内楽向けのとことか。イギリスからこれだけの人数を呼んでしまったら、そこそこ大きい会場でたくさんお客さんを入れなければ採算取れないんだろうとは思いますが、生で聴いてみて、やはり本質的にこの子たちは「聖歌隊」なんだなという思いを強くしました。たとえシンセばりばりでライトぴかぴかのステージでも、チャペルの空間が似合う音楽なのだ。

当日、会場でCDと写真集を両方とも購入した人は公演後のサイン会に並ぶ整理券がもらえたのですが、私はパス。正直、阿漕じゃのう……と思いました。だって、CDも写真集も、熱心なファンなら、とっくに買ってるはずでしょ。それでも、どうしてもみんなのサインがほしい人は、ダブリで買えってことじゃん。って、私は写真集を買う気はまったくないのですが。ちょっと前に出ていた最新CDはコンサートの帰りにHMVで買ったよ(←駄目ファン)。

あと、曲の合間に、メンバーの1人ががちがちのイギリス英語でMCをやってくれたんだけど(曲の説明のほか、みんな近い地域に住んでるけど学校は違うんだよとか、最年少はあの子だよとか、このローブはぼくたちのシンボルみたいになっちゃったよねとか)、通訳がつかなかったため、お客さんの反応が悪くてかわいそうでした。通訳つけてあげればよかったのに。

Posted at 2005年10月30日 23:40

コメント

コンサートレポ拝見しました〜♪
ならのさんもやはり曲を聴きながら、うるうるされたんですね。
「libera」もいいですけど、「サルヴァ・メ」は本当に鳥肌ものでした。

私が4月に聴きに行った会場は、800席くらいのこぢんまりとしたところでした。
いろんなレポを読んで来ましたが(どこで??(笑)
ならのさんの書かれているように、彼らの歌声は小さなホールの方が、合っているのではないでしょうか。

レポートありがとうございました。

投稿者 碧 : 2005年11月13日 22:26



わーい、碧さん読んでくださってありがとう。
「Libera」はやっぱりテーマソングなかんじがするので絶対にやってくれるだろうなー、と思っていましたが、ほかもよかったです。個人的に残念だったのは、私が好きな「Stay With Me」がなかったこと。チラシには予定曲目として掲載されてたのになー。

800席くらいならよいですね。上のレポを書きながら私が脳裏に浮かべていたのは大阪のいずみホール(ここも800席ちょっと)あたりでした(都内のホールはいまだに分かってないんですよね)。
http://www.izumihall.co.jp/index.html

投稿者 ならの : 2005年11月14日 11:25





All texts written by NARANO, Naomi. HOME