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2007年4月21日

遠い誰かのファンであること、そしてそれを表明すること 《1》

音楽 | サイト管理

えー。とりあえず、前々からネット落ちするすると言ってた件は、落ち着きました。通常モードです。とはいえ、通常モードということは、仕事状況もいつもどおりということなので、週明け以降、またまたここの更新は滞りがちになることでしょう(笑)。

さて、いまさらですが先週は、早々に音信不通になる気まんまんで、継続的に請け負っていた仕事もいったん抜けさせてもらってしまったので、気持ち的には不安定でありながらも、実際にネットにつながらなくなるまで久々に数日間、時間的には余裕のある日々を送っていました。BGMも久しぶりに、アレッド・ジョーンズです。どうも私は、仕事が詰まっていると、英語の歌を心穏やかに聴けないみたいなんだな(いっそアレッドくん、ウェールズ語オンリーのCDとか出してくれないものだろうか……そしたら仕事中も聴けるのに)。

それで、そうこうしながら、やっぱりちまちまとサイトをいじっており、17日にはこのあいだからずっと気になっていた、当サイト内アレッドくんコーナーにおけるCD等の紹介ページである、「散財促進委員会」の情報補完作業をおこないました。

どうもねえ、当サイト全体の中で、微力ながらも、最も世のため人のため、そして私のためになっているのは、この「散促」ページのような気がしているのですよ。すごくささやかなものですけれど。

アクセスログを見てても、検索ワードにはアレッドくん関連がいちばん多いような気がするし。

きっと、ほとんどは「そういえば20年ほど前に神童として話題になっていたあの子供は今、何をしているのかな?」なんて、ふと思い出して、軽い気持ちで検索サイトに彼の名前を入力してみた人たちなんだろうと思います。

でもそれで、うちのページの情報を見て、今でも彼が現役で歌いつづけていることを知りました、あるいは今でも入手可能な少年時代のCDがあることを知りました……みたいなメッセージを時折いただいたりすることもあるし。だから、ちょっとは役立っているかなあ、なんて。

そうそう、ウィキペディアのアレッド・ジョーンズの項目から来てくださる方も、ちょくちょくいらっしゃいます。いつからか、ここのページの「関連サイト」欄に、うちを挙げていただいているのね。どこのどなたが掲載してくださったのか存じ上げませんが、ありがとうございます。ていうか、どこのどなたが存じ上げませんが、このウィキペディアのアレッドくんプロフィールを書いた方、"Strictly Come Dancing"(2004年にアレッドくんが参加した英国のBBC放送による勝ち抜き社交ダンス・コンテストのチャリティ番組)までチェックしているなんて、“通”ですね!

……話が逸れました。とにかくそんなこんなで、あんな程度だけど、アレッドくんページは、私なりにちょっとだけ(本当にちょっとだけ)真面目に、「今の大人になったアレッドくんのことを知ってほしい」という意識で作っています。そのわりに情報が遅くてまばらなんですが。

アレッドくんが歌手活動を本格的に再開した2002年頃に、日本人ファンがみんなして集って最新情報を交換していた専用掲示板はすでに停止しているし、少年時代のアルバムを日本語で詳しく紹介してくれてたサイトの中にも閉鎖されてしまったところがあるし、こうなったらもう、たとえ細々のへなちょこでも、「古参サイト」となってしまっても、ずっとずっと続けていくわ……という意地めいた気持ちもないではありません。

通販サイトへのリンクだって、ちょっと他のページの場合とは感覚が違う。このブログで読んだ本の話題などを出すときには、該当する商品にリンクを張るのは別に、うち経由でそれを購入してもらいたいわけじゃなくて、あくまでも読み手が具体的な書影や書誌データを自分の目で見てくれたら話が通じやすくて便利かもしれないと思っているだけ……と常々言っているし、それは根っからの本心だけど。

アレッドくんページに関してだけは、心の奥底の本音を正直に言えば、売れてほしいの。単にCDのタイトルを記載してあるだけじゃ、ちょっと気になっただけの人はすぐに忘れてしまうかもしれないけど、そのまま通販サイトの商品ページにワンクリックで飛べたら、そのまま勢いでショッピング・カートに入れてくれる人だって、もしかしたらいるかもしれないでしょう? もうね、1枚でも多く、売れて!……って、思っていますよ。「買って、買って!」って、あからさまに言ってもカッコ悪いだけだって分かっているから、言わないだけで(ここで言っちゃったら駄目じゃん!)。

そして実際に、日本国内で売れたアレッドくんアルバムの、少なくとも何枚かは、私がこのサイトで紹介していたからこそ、存在を知られて、買われることになったに違いない……って、心の中でひそかに自負していますよ。その数枚程度で、アレッドくんに対する日本での総合的な認識度が目に見えて変わるはずもないんですけれどね。ええ、あまりにも微々たる応援活動です。

でもね。10代半ばの頃にアレッドくんを知って以来、30代半ばの現在までずっとアレッドくんの歌声の恩恵を受けつづけている私だけど、貧乏ヒマなしを地で行く自分自身の日々の生活の合間に、ファンとしてできることなんて、せいぜいそれくらいなの。

あとね。たとえば、一時期このまま「たまに歌うテレビ・タレント」くらいのポジションでやっていくのかなって雰囲気にもなっていたアレッドくんが、ついにレコード会社と契約を交わして本格的に歌手活動を再開したとき、私があまりにもあまりにも、自分のウェブ日記や掲示板で浮かれまくって長い文章を書き散らして盛り上がっていたのを見て、その盛り上がりっぷりに興味を引かれて、「それまでまったくアレッドくんのことは知らなかったけど、ちょっと聴いてみたくなった」とおっしゃった方も、当時、いないではなかったのですよ。

で、そういうふうなことを言われると、とにかく単純に、嬉しかったのです。私が盛り上がることで、他人様がアレッドくんに興味を持ってくれてしまうのなら、私はどんどん大っぴらに盛り上がって見せましょう! と思ってしまったのです。

そして、そういったことが原動力になって、今でも細々と、アレッドくんページに手を入れつづけているわけです。

さて。

なんで今頃、そんな自分自身にとってだけしか意味のないようなことを、つらつらと書いているのかというとですね。

去年の8月末から、当サイト内にこっそり新しく追加された光良コーナーについては、同じように日本ではあまり知られていない海外の歌手について語るページでありながら、ちょっと違う意識で作っていたなあ、ということに、先日ハッと気付いてしまったのですよ。ごく最近まで、具体的な自覚なかったんだけど。


えーと、めちゃくちゃ長くなったので、次回につづく(←更新滞るんじゃなかったのか)。

Posted at 2007年4月21日 22:39

コメント

 初めまして。  正直何からお話していいのかわかりません。光良のことをあれこれ検索していて見つけました。 本当に本当にびっくりしています。私の気持ちの奥底をすっかり見破られ、素敵な文章にして下さった、としかいいようがありません。 特に品冠の章に関していえば120%その通りで、読ませて頂きながら涙が出てきました。私以外にもこんな風に品冠の歌をひそかに聴いて応援してくれている方がいるなんて!本当に何度読み返したか!!
 10年程前に無印良品のMVを初めて観て二人のハーモニーの良さに感動(もともとアイビーっぽいのが好きで二人の雰囲気もすごく性に合ったのです。)、その後日々の生活に追われしばらくはただCDを聴くぐらいでしたが、最近になってとりつかれたように二人の歌に浸りきっています。
 私の今の一番の願いも生で二人の歌を聴くことです。その日が実現する日を夢見てこれからも毎日二人の歌を聴き続けていきます。
 とにかく感謝の想い(文章力がなくて全然伝えきれていないのですが)をお伝えしたくて(随分長い間迷ったのですが)書かせていただきました。
 本当にありがとうございます。これからも時々覗かせてください。
                    原井亜紀

投稿者 原井亜紀 : 2007年7月22日 10:55



はじめまして。メッセージありがとうございます。
こちらこそ、こんなふうに言っていただいて、本当にありがとうございます。

10年も前から、二人の歌を聴いていらっしゃるのですね。私は、去年はじめて彼らの存在を知ったばかりの新参ファンなので、そんな方が自分の拙い感想を読んで共感してくださって、なんだか恐縮してしまいます。私も10年前から彼らのことを知って応援していたかったなあ、と、正直ちょっとばかり羨ましく感じたりも(笑)。本当に、どうして90年代から彼らのことに気付けなかったんだろうと、忸怩たる思いです。

ネット上でお見かけする、中華系芸能人に関するウェブページを作ってしまうほどのファンの方たちって、中国語ニュースをチェックして情報を提供していたり、何度も海外コンサートに足を運んでレポートを書いていたりという方々ばかりのような印象があって、私みたいに、ただ家でCDを聴いてるだけの者が、自分の気持ちを綴って特集コーナーみたいなのを作っても、単なる自己満足以上の意味はあんまりないよね……と思っていたのですが、原井さんのような方に書き込みをしていただいて、こちらも救われた気持ちになりました。

以前、別の方に書き込みをいただいたときにも思ったのですが、いつか彼らの生の歌声を聴きに行ける日を夢見つつ、CDを聴きながら毎日の生活を送っているファンが自分だけじゃなく、ほかにも確実にいらっしゃるということが目に見えると、なんだか勇気付けられると言いますか……。

あまり頻繁に更新のできていないサイトですが、細々と続けてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿者 ならの(管理人) : 2007年7月23日 23:04





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