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2007年12月24日

生誕祭麦酒 2007

ビールラベル

Anchor Christmas Ale 2007

2003年から飲んでいるAnchor醸造所(サンフランシスコ)のクリスマス・エール、今年バージョンです。毎年、ラベルのデザインが変わるのが楽しみ(歴代ラベル)。

bottleneck

首部分のラベルも、毎年少しずつ違います。

Santa's Private Reserve
もひとつ、こっちはRogue醸造所から出ているSanta's Private Reserve Aleのラベル。ホップが普段の2倍使われているそうです。ちょっとハードボイルドな雰囲気のサンタじいさん。

そういえば去年、米国メイン州で、サンタさんが飲酒しているようすを描いたラベルが子供たちに悪影響を与えるかもしれないとして発売禁止になったというニュースがあったのですが。

このエールの発売元の所在地オレゴン州ニューポートでは、堂々とお酒飲んでるラベルで出してOKみたいですね。アメリカもいろいろだ。

ちなみに、以下は今までに載せたクリスマス限定ビールのラベル写真。
  Anchor Christmas Ale 2003
  La Mere Noel/Regal Christmas
  Anchor Christmas Ale 2004
  Anchor Christmas Ale 2005
  Anchor Christmas Ale 2006/Gouden Carolus Christmas

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2007年12月26日

2007年12月に読んだものメモ

読了本 | 書籍・雑誌

まだ今月は、あと数日残ってはいますが、そろそろ「本とか漫画とか読んでる場合じゃなく押し詰まってますが!」って気がしてきたので、来年になるまでもう何も読まないぞ、という誓いの証として、とりあえずここで区切りとして更新します。もし、我慢できなくてさらに読んじゃった本があっても、来月分の読了記録に回そうっと(←それ、誓いの証の意味ないのでは?)。

なお、おそらくこれが今年最後の更新です。喪中なので、年が改まってからの年始のご挨拶は控えさせていただきますが、寒さ厳しき折、皆さまお健やかにお過ごしくださいませ。



三浦しをん『あやつられ文楽鑑賞』(ポプラ社,2007年5月)
 文楽なんて難しそう……と思っている人でもきっと面白く読める、痒いところに手が届きまくっている「鑑賞ガイド」。現代人の目から見てのツッコミが過不足なく入っていますが、それと同時にちゃんと、どこを楽しめばいいのかもチェックしてくれてます。思わず、私でも文楽の舞台、鑑賞できちゃうもかも……と期待してしまう。とりあえず、今まで謎だったことがいくつかすっきりしたよ。
 しかし、実は私、実際に文楽をちょっとだけ観たことがあるのです。高校のとき、学校の課外授業で、大阪の国立文楽劇場を貸し切りで(ここが文楽の本拠地であることすら、本書を読んで初めて知った、バチアタリモノですよ私は!)。なのに、題目すらまったく記憶にない……。唯一覚えているのが、事前に初心者向けの解説(ほら、高校の貸し切りだから)があって、そのとき「最近は三味線のばち(象牙が使われている)も新しいものは入手できなくて」というお話があったことくらい。私はそれを聞いて、「こんなところにもワシントン条約の影響が! 世界ってやっぱりつながっているんだなあ!」と非常な感銘を受け……って、そこかよ感動ポイントは!
 やっぱ文楽、向いてないかも。しかしそれでも、あのときこの本があれば、もう少しはわけが分かって楽しめたかもなあって思うのでした。【Amazon.co.jp】


中村うさぎ『うさぎが鬼に会いにいく』(アスキー,2007年10月)
 著者がいろんな意味で“異形”であると感じている人びとにインタビューして記事にまとめたもの。この人のほかの本と同じく、結局のところ、考察はすべて著者本人に跳ね返ってきてしまうのだけれど。
 いつも、この人が具体的に入れ込んでいる対象(ブランド物の買い物依存症とか、ホストクラブとか)は、まったく私の興味の対象とはかぶらないのだけれど、ときどきすごく胸を衝かれるフレーズがあるなあと思っていて。対談集『変?』を読んで以来、どうやらそれは、宗教的なバックグランドに共通点がある(ミッションスクール出身&もともと親の片方がクリスチャン&でも自分は選択的に非キリスト教徒)せいじゃないかなあ、と感じている。
 本書では、あとがきの代わりとして最後に牧師さんをインタビューした話が載っているので、余計に「神様」とか「救い」とかいう言葉に託しているイメージや、キリスト教的な思想との距離の取り方が同じだなあと思えてしまって、私まで著者と一緒にどんよりした(苦笑)。【Amazon.co.jp】


ひとり旅活性化委員会(編)『女ひとり旅読本 海外旅行完全マニュアル』(双葉社,2003年3月)
 読めば読むほど、少なくとも、(いわゆる“バックパッカー”なひとたちが行くような)ディープなところへの一人旅は、私には無理に違いない、と思えてくる本。いや、そもそも出不精な私は、きっとどんなところであろうと、旅そのものに向いてない……(落ち込み中)。【Amazon.co.jp】


ヒュー・ロフティング『ガブガブの本』(南條竹則・訳/国書刊行会,2002年11月)
 原書はHugh Lofting "Gub Gub's Book" (1932)。あの「ドリトル先生」シリーズの番外編です。南條竹則さんによる『ドリトル先生の英国』が面白かったので、これも出てすぐの頃に買ったはずなのですが、実際に読むまでに5年もかかっているのは、井伏鱒二さんが翻訳されたシリーズ本編に思い入れがあったせいで、がっかりするのが怖かったから。でも読んでみると、素直に単純に楽しめました。買った頃よりも、心に余裕ができたからかも。食べ物に熱情を注ぐブタのガブガブが、食物博士としてのうんちくを語り聞かせてくれます。白眉はラスト3夜にまたがって続くピクニック叙事詩!【Amazon.co.jp】


新井素子『今日もいい天気』(廣済堂出版,2007年10月)
 『クロスワードハウス』2004年6月号〜2007年5月号に連載された身辺雑記エッセイをまとめたもの。思えば中学生の頃に「星へ行く船」シリーズにハマって以来、ずっと新井素子さんは、私のなかではちょっと特別な位置づけなのです。お猫さま共々、お元気そうで、なにより。【Amazon.co.jp】


ジェイン・アン・クレンツ『緑の瞳のアマリリス』(和邇桃子・訳/ハヤカワ文庫SF,2007年9月)
 原書はJayne Castle "Amaryllis" (1996)。ロマンス作家ジェイン・アン・クレンツ(またの名をジェイン・キャッスル、さらにまたの名をアマンダ・クイック)が、ハヤカワ文庫の青背(SF)本!?……という思いがけない取り合わせへの興味だけで読んでみた本書ですが。やー、もう、すみません、笑っちゃうほど、ジェイン・アン・クレンツでした。つか、惑星の名前がセント・ヘレンズって! 主人公が住んでいる植民都市がニュー・シアトルって! なんか皆さんやたらエスプレッソ様の飲み物を好んでいますが! 書いてないけど、きっとこの惑星にはスペースニードルがあるな!(注釈:クレンツは自分が住んでいるシアトル市を舞台とした現代もの小説をいろいろ書いています)。
 地球から隔絶されたために、いったん文明が後退したという設定のため、携帯電話がなかった時代にありがちだったヒーローとヒロインのすれ違いサスペンスなども無理なく(?)挿入されて、SFなのになにやら昔懐かしい。倫理感が強い堅物のヒロインであるアマリリスと、きれいごとで済まない世界を生き抜いてきた「アイスマン」の異名を持つルーカスが、互いに惹かれ合いつつ葛藤しつつ、結局やっぱり都合のよい展開に沿ってハッピーエンドに突き進む、予定調和なロマンスですが、そういうのが与えてくれる安心感っていうのも、心が疲れたときには悪くないよね。【Amazon.co.jp】


飯田雪子『夏空に、きみと見た夢』(ヴィレッジブックスedge,2006年9月)
 女子高生を主人公とした、切なくもさわやかな恋愛小説でしたが、途中でふと、「なんで私、夏のお話を12月の末に寒さに震えながら読んでいるんだろう」と思ってしまいました。【Amazon.co.jp】


以下、漫画本。


浦沢直樹(原作:手塚治虫)『PLUTO』第5巻(2007年11月)
 引っ張るなあ。もとの手塚バージョンを読んでいないので、どう展開していくのか、見当もつきません。【Amazon.co.jp】


惣領冬実『チェーザレ 破壊の創造者』第1〜4巻(監修:原基晶/講談社モーニングKCDX,2006年10月〜2007年11月)
 夫に強力プッシュされました。惣領冬実って、むかし少女漫画誌で高校生のラブストーリーとか連載してた、あの惣領冬実だよねえ?と半信半疑で手に取りました。ほほー、こういうの描くかただったんだ。苦しみつつも楽しんで描いていることがありありと察せられて、引き込まれました。まだまだ話が大きく動くところまでは遠く、今は序盤戦というかんじですが、そのぶん密度が濃くて面白かった。続きも読もう。【Amazon.co.jp】

大和田秀樹『機動戦士ガンダムさん みっつめの巻』(角川コミックス・エース,2007年12月)
 よくもまあ、こんなくっだらないことを……と思いつつ、ついつい、新刊が出ると買ってしまう、そして笑ってしまう。負けたような気がして悔しい。【Amazon.co.jp】


荒川弘『鋼の錬金術師』第18巻(スクウェア・エニックス ガンガンコミックス,2007年12月)
 主人公たちの精神がとても健全で、ストーリー的にはかなり息詰まる展開になっているにもかかわらず、なんだか安心して読める感じ。しかしそれにしても、意外なキャラの意外な正体! こわいよう。【Amazon.co.jp】


よしながふみ『大奥』第3巻(白泉社ジェッツコミックス,2007年12月)
 ああ、こう持ってきましたか。史実のほうにあんまり詳しくないので、歴史改編ものとして充分な楽しみ方はできていないと思うのですが、1巻から2巻への時系列の逆行、そして3巻における、1巻へつながる流れが見えてくる展開がとても美しく、端正な設計図のもとにきっちり計算して描かれている作品という印象を受けます。よしながふみって、絵柄や構図はあっさり淡々としているのに、ときどきすごく痛々しくも苛烈で、鋭く心をえぐってくるものがある。そしてすごいドラマティックなところで切って、次の巻へ。【Amazon.co.jp】


あしべゆうほ『クリスタル・ドラゴン』(秋田書店ボニータコミックス,2007年12月)
 前の巻が出たのは2006年3月。久しぶりだったので、あいだに何冊か、発売を見逃した巻が挟まっているのではないかと心配になって、買う前に自分のブログの読了記録を確認してしまいました。そうか、こういうふうにも役立つんだ>ブログ(笑)。この作品を知って読み始めた頃(私は中学生でした)って、なんとなくすべての冒険を終えて使命を果たしたら、この主人公も自分自身の幸せのために生きられるようになるのかな……と無意識に思っていた気がします。でも、なんだかアリアンロッドはどんどん人外のものになっていく。この巻での展開だと、すべてが終わっても、彼女はずっと……? うわーん!【Amazon.co.jp】

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