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2008年7月30日

Anchor Summer Beer

ビールラベル

Anchor Summer Beer

ものすごく久々に、「ビールラベル」カテゴリーの更新です。

米国サンフランシスコのアンカー社が出しているビールは、どれを飲んでも外れがないと思っていたのですが……今年初めて入手したこれは微妙かも。

たしかに暑い日に飲むとくいくい入ってしまうのですが、どうもこの手の「夏に美味しいさわやか系」を、私はアンカーに求めていないっぽい。さわやか系ビールなら、ほかにいくらでもあるし、わざわざアンカーから買わなくてもいいか、みたいな感じです。

ラベルデザインは、アンカーにしてはシンプルながら夏っぽい配色が涼しげで悪くない。

そういえば先日、大道寺零さんの「ぜろだまBlog」経由で、「livedoor ニュース - ビール飲めない若者が急増中」という記事を知りました。大道寺さんのblogエントリでは、このニュース記事に対する大手掲示板での反応をまとめたページも紹介されています。

うーん。実は私もチェーン系の居酒屋さんなどの呑み会において「とりあえず」出されるビールは、あまり美味しいと思ったことがありません。そういう席で出てくるのって、なんかこう、苦味だけじゃない、変なえぐみみたいなのを感じるビールが多いような気がして。苦味は大丈夫だけど、そのえぐみが苦手(しかし舌が肥えてるわけじゃないし知識もないから、何の成分に反応して拒否感を抱いているのか、自分でもよく分からない)。小心者なので、乾杯のときには「とりあえず」口つけるけどね。

で、口はつけますが、それを上記のニュース記事のように「社会人のたしなみ」とまで思ったことはないなあ。イヤですとはっきり言える若い人が増えてくることは、それはそれでいいんじゃないか。そういう人が増えたなら、いずれはそれでも円滑に宴会が進むようなシステムが生まれて、定着してくるのでは。

たださ、たださ。ビールって、夏にきんきんに冷やして飲まれる苦くて炭酸のきついやつばっかりじゃないのに! のどごしを楽しむものだけじゃないのに! 甘いのとか酸っぱいのとか、こってりどっしりしたのとか、フルーティーなのとかスパイシーなのとか、いろいろいろいろあるのに! ぬるい温度でじっくり味わいながらちびちび飲むと美味しいビールだって、さらに極端なのでは熱くしてふーふー吹き冷ましながら真冬に飲むべきビールだってあるのに! 日本のものに限らなければ、同じジャンルのお酒とは思えないくらい、バラエティあるのに!

上でリンクしたblogの大道寺さんを含めて、ちゃんと分かってるかたも、ちらほらいらっしゃるけど、ネット上でなされている議論の大半が、すべてを「ビール」のひとことでくくってしまって、それを美味しいか不味いかの二元論で語っているみたいなのが、まとめサイトやはてなブックマークを見ていて、非常にもどかしく感じられたことでした。

ちなみに、夏向けビールで私がいちばん好きなのは、いまだにPoperings Hommelbier。さわやかな苦味はあるけどえぐみはなく、軽やかなんだけど腰があってホップの香りが濃厚。こういうの、日本のメーカーで出ないかなー。

Posted at 2008年7月30日 21:26



All texts written by NARANO, Naomi. HOME