« 2008年10月に読んだものメモ | 最近 | 小倉千加子『オンナらしさ入門(笑)』 »

2008年11月27日

雨宮処凛+萱野稔人『「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム』

読了本 | 書籍・雑誌

「生きづらさ」について


光文社新書(2008年7月)
【Amazon.co.jp】

一見、社会と隔絶したようなところで精神的に追い詰められている人も、本当は社会と無関係ではないんだよねえ。精神論だけではどうにもならない部分を、社会のしくみとしてサポートできればいいんだけど、いまの世の中は、少なくとも体制側からのアプローチとしては、どんどん反対方向に行っているみたい?

そういう自分は、そこまで追いつめられたことはなく、かといって持ち出しで何かできるほどの余裕もないという状況なので、あれこれ言う資格ないのかもしれないけど。とりあえず、最初は図書館で借りて読んだんだけど、この本の収益の一部が相互扶助団体への寄付金になるということだったので、タダ読みは申し訳ない気になって読了後に改めて買いました。

あと、著者の一人である萱野稔人さんは私と同じ1970年生まれなのですが、はっきりとご自分をいわゆる「バブル世代」の外に置いた発言をなさっていて、我が意を得たりな感じでした。

1971年以降生まれがバブル崩壊後の就職氷河期世代とされている場合がけっこう多い気がするんですが、大卒以上で70年生まれは実質、崩壊世代寄りだよなあ、といつも納得いかない気持ちを抱えていたのですよ。とはいえ、私と同学年だと、まだやむを得ずフリーターになるんじゃなく、好きでフリーターを選ぶ人がかなり散見されていたのも事実。

Posted at 2008年11月27日 11:34



All texts written by NARANO, Naomi. HOME