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2008年11月30日

2008年11月に読んだものメモ

読了本 | 書籍・雑誌

調子がいいときなら絶対おもしろく読めたはずだと思うのに、なぜか気が乗らなくて途中でくじけてしまった本が何冊もありました。いつかきっと続きを……。


雨宮処凛+萱野稔人『「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム」(光文社新書,2008年7月)
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青木祐子『恋のドレスと薔薇のデビュタント』(集英社コバルト文庫,2006年7月)
 7月に読んだ2冊のつづき。相変わらず、主役ふたりの関係は、1冊ごとに、ゆっくりゆっくりとした進展具合。でも確実に、変わっていくものはあって。ところで、やさしくふんわりきれいな品のある、雑念なしにきゅんきゅんできるラブストーリーが読みたいなあという気分になったときに、大人向け小説でその需要を満たすものにほとんど出会ったことがないのは、私の探し方がよっぽど下手なんでしょうか。それとも、私のラブストーリーに対する嗜好がティーン時代のまま凍っているんでしょうか。【Amazon.co.jp】


小倉千加子『オンナらしさ入門(笑)』(理論社,2007年4月)
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重松清『加油(ジャアヨウ)……! 五輪の街から』(朝日新書,2008年10月)
 今年の夏に北京で行われたオリンピックの時期に合わせて中国に渡り、一般的な報道とは別の視点で取材した、中国の市井の人びと。ポジティブな感情もネガティブな感情も正直に綴られていて、とても個人的であると同時に、フェアなレポートでもあると感じました。【Amazon.co.jp】


妹尾ゆふ子『翼の帰る処』上(幻冬舎 幻狼ファンタジアノベルス,2008年10月)
妹尾ゆふ子『翼の帰る処』下(幻冬舎 幻狼ファンタジアノベルス,2008年11月)
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以下、漫画です。白井恵理子月間になっとる……。


白井恵理子『GOGO玄徳くん!!』(メディアファクトリー,2006年2月)
白井恵理子『続・GOGO玄徳くん!!』(メディアファクトリー,2006年3月)
白井恵理子『続続・GOGO玄徳くん!!』(メディアファクトリー,2006年5月)
 先月、同居人A氏(このシリーズの「雑兵A」みたいだよなー、この呼称)から借りて読んだ『STOP劉備くん! 白井版三国志遊戯』の……姉妹編って言っていいのかな? こっちのサブタイトルは「白井式プチ三国志」。やっぱりみんなかわいいよなあ。これだけ同じ元ネタ(「三国志演義」内の有名エピソード)を何度も使いつつ、毎回違うギャグに収束させて、しかもキャラの性格にブレがないのはすごいや。正【Amazon.co.jp】続【Amazon.co.jp】続続【Amazon.co.jp】


白井恵理子『劉備くん!リターンズ!』(メディアファクトリー,2007年1月)
 ついに、同居人A氏の本棚にあった『STOP劉備くん!』と『GOGO玄徳くん!!』だけでは我慢できず、その後に出たやつも自分で購入してしまいました。この巻は、いつもとはちょっと毛色の違う「サラリーマン編」も楽しめます。サラリーマンになっても、各キャラの性格はそのまんまで嬉しい。おまけの陰陽師パロは、私が元ネタをよく知らず、ちゃんと楽しめなくて残念でした。【Amazon.co.jp】


白井恵理子『劉備くん '08春 桃園畑でつかまえて』(メディアファクトリー,2008年2月)
 このシリーズ、読むたびに一番好きなキャラが変わってしまうのですが(つまり結局、どの子もかわいい)、馬超と姜維のコンビは一貫して大好きだなあ。ところで、今までこのシリーズの著者あとがきは、漫画本編とはずいぶんギャップがあって、どう受け止めていいのか分からないときがあるぞって思っていたけど、この巻にはそのあとがき自体が存在せず、それはそれでさびしかった。【Amazon.co.jp】


白井恵理子『劉備くん それゆけ赤壁オリンピック』(メディアファクトリー,2008年11月)
 ちょうど発売されたばかりの最新刊。サブタイトルを見て、さぞかしオリンピック系の時事ネタが……と思ったけど、そうでもなかった。むしろ今月公開された映画ネタともども、これから出てくるかな? それとも、あまりに短命なネタになりそうで敢えてスルー? そんなこんなで、最近は「コミック三国志マガジン」の連載までチェックしているよ。そうそう、前の巻を読んでさびしいなあと思っていたら、今回はちゃんとあとがきも各章冒頭の作者コメントも復活していて嬉しかったです。帯の「誰も死なない三国志天国がココにある!」というコピーは、非常に的確だと思いました。ていうか、みんな死んじゃっても意に介さず登場してるだけって話もあるんだけど。【Amazon.co.jp】


よしながふみ『きのう何食べた?』第2巻(講談社モーニングKC,2008年11月)
 継続的にご飯を作っている人なら誰しも必然的かつわりと無意識的にやっている、手持ちの食材を使いきるための脳内での複数日にわたる献立作りって、そのまま活字に起こすとこんなにくどいのか……と。コマがふきだしで埋まっとる(笑)。ちょっとした手順の描写などが、他人の家の台所をリアルに覗いている感じで楽しい。【Amazon.co.jp】


惣領冬実『チェーザレ 破壊の創造者』第6巻(講談社モーニングKCDX,2008年11月)
 史実にないオリジナルの登場人物(なんだよね?)であるアンジェロが、この巻で語学やお作法の勉強をし始めているのは、主役チェーザレが大学を出たあとも、この二人が接点を持ち続けられるように(つまり、これからもアンジェロをメインの視点人物ポジションに据え置くことができるように)なんだろうか……などと、うがったこともちらりと考えてしまったり。とにかく、突出した才能とカリスマ性を持ちつつ、置かれた境遇ゆえにどこか歪んだものを感じさせる若きチェーザレが説得力を持って魅力的に描かれていて、つづきが楽しみです。【Amazon.co.jp】

Posted at 2008年11月30日 21:00



All texts written by NARANO, Naomi. HOME