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2006/09/13
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想見[イ尓]


想見[イ尓]
1999年2月
滾石唱片
台湾
Disc 1 [42:20]


(英題は、歌詞カードに記載してあったもの。)

1. 想見[イ尓] (3:53)
feel like seeing you
歌:光良・品冠/作詞:瑞業/作曲:光良

2. 傷心地鐵 (4:07)
heartbreak subway
歌:光良/作詞:李宗盛/作曲:光良

3. 雨過天晴 (4:15)
there'll be sunshine after the rain
歌:品冠/作詞:李宗盛/作曲:潘協慶

4. 沒[イ尓]的日子 (4:20)
days without you
歌:光良/作詞:瑞業/作曲:光良

5. 起床 (4:09)
wake up from the bed
歌:品冠/作詞:王裕宗/作曲:品冠

6. 身邊 (4:31)
by one's side
歌:光良・品冠/作詞:于光中/作曲:品冠

7. 恍然大悟 (4:45)
now it comes to me
歌:品冠/作詞:陳没、李宗盛/作曲:品冠

8. I'll Let Her Know (3:41)
歌:光良/作詞:Wink/作曲:陳建寧

9. 説個明白 (4:10)
telling you my feelings
歌:品冠/作詞:毛毛/作曲:品冠

10. 想飛越 (4:07)
wanna fly over
歌:光良/作詞:瑞業/作曲:光良


想見[イ尓] bonus disc
Disc 2 (bonus)
無印良品私藏3首
原創相對論
[12:41]


1. 天使 (3:56)
the angel
歌:光良・品冠/作詞:瑞業/作曲:光良

2. 雨過天晴 (晴天版) (4:03)
there'll be sunshine after the rain
歌:品冠/作詞:姚若龍/作曲:潘協慶

3. 地下鐵音樂人 (4:12)
the musician at the subway
歌:光良/作詞:瑞業/作曲:光良
※「傷心地鐵」の別バージョン

光良はかつてデュオ・ユニットの片割れだったらしい――と知った私が、初めて入手した「無印良品」のアルバムは、これでした。たまたま選んだだけだったのですが、新曲をまとめたアルバムとしては最後のものだったのですね。この次の『珍重 無印良品』は、すでに解散を決めたあとの記念ベスト盤で、新曲は2つしかないし。


えーと。大変、正直なところ。初めて聴いてみてまず浮かんだ感想は、「うわ、この品冠って人、すんごい歌うまいっ!」というものでした。私の耳には、光良よりも上手なように聴こえて、なんとなく焦ってしまいました(笑)。ずっと聴いているうちに、そもそもタイプが違うんだから比べたって意味ないか、と徐々に落ち着いてきたのですが。


すごく主観的な表現で説明するならば(いつもそうだけど)、光良の歌声を聴くと「とにかく好きだなあ」とときめくのに対して、品冠の歌声を聴くと「しみじみうまいなあ」と唸ってしまう、というかんじです。


それから、もう1つ、このCDを聴いて「おや?」と思ったのは、予想外に2人で一緒に歌っている曲が少なかったことです。10曲中、たったの2曲(ボーナス・ディスクを勘定に入れると13曲中3曲)。のちに、過去にさかのぼってほかのアルバムを聴いてみたら、以前はもっとデュエットの割合が高かったことが分かったのですが。これを作っていた頃はすでに、2人ともソロ志向が強まってきていたのでしょうか?


それはともかく。ほかのも聴いてみたあとの今でも、この『想見[イ尓]は、「無印良品」時代のものの中では特に好きな曲の多いアルバムです。一番気に入っているのが「起床」。ほぼギター伴奏のみのシンプルな編曲で品冠の歌唱力が引き立ってます。ただただ聴き入ってしまう。


あと、「身邊」。全アルバムの中から、光良・品冠のデュエット曲を1つだけ選べと言われた場合でも、悩んだ末にこれを選んでしまうのではないかと思うくらい好き。「我也願意[イ尓][封/吊]打掃房間(きみの部屋掃除を手伝いたい)」……ああ、ぜひうちに来てください(笑)。これも品冠の作曲です。光良の作る曲とはまた違う温かみと軽妙さが、とてもよい。って、なんだか「ここは品冠さんのファンサイトなの?」みたいなかんじになってきましたが。


というわけで、そろそろ光良の曲の話題に行きます。「良品」時代の光良って、ソロになってからとは、ちょっと違うような? 品冠の声と一緒に聴いちゃうから余計にそう思うのかな? この頃のほうが、歌い方にしても作る曲の雰囲気にしても、良くも悪くも通俗性があるというか、センチメンタリズムを強く感じるというか。今の光良のほうが、突き抜けた透明感があって好みだなー。それは、遅れてきたファンである私にとっては、嬉しいことです。「昔の歌のほうが趣味に合うなあ」などと思ってしまうより、ずっと、ずっと。


そしてまた、だからといって、決してこの頃の光良がよくないわけじゃありません。前述のように、好きな曲は多いのです。アルバムのタイトルにもなっているデュエットの「想見[イ尓] にしても、ソロで歌う「傷心地鐵」にしても、心地よく身を任せることのできるきれいな曲。でもどれか1曲選ぶなら、Disc 1 の締めくくりのソロ曲「想飛越」かな。スケールの大きさを感じるメロディラインと、ひたむきな発声に惹かれます。ボーナス・ディスクの「天使」のドラマティックさも捨てがたいし――ああ、結局なんだかんだ言って、全部好きかも。


そうそう、違う人の作曲だけど、すべて英語で歌っている「I'll Let Her Know」も新鮮でした。歌詞が聞き取れる、という意味で(笑)。歌詞を分かりながら聴けるって、こんなにありがたいことだったんだ……と思いました。やっぱり中国語、少しは勉強してみるべきだなあ。たまに聞き取れる単語がちょっと増えるだけでも、きっと嬉しいぞ。




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